環境問題の大きな原因の一つでもある「プラスチック問題」
SNSなどでも「プラスチックフリー生活」「ノープラ」などの言葉が広まっていたり、
今年7月からはレジ袋の有料化が義務付けられ、わたしたちの生活の中に少しずつ浸透してきています。
地球環境のために、プラスチック問題に対してなにかしらの対策をしたいけど、なにから取り組めばいいかわからない・・・となかなか腰が上がらない方も多いはず。
いたるところにプラスチック製品は溢れてますし、ゼロにするのは厳しいです。
とくに日本はまだまだこういった対策に関しては後進国ですよね。
ですので、まずは簡単にできることからプラスチックを削減してみましょう。
知っていることも多いかもしれませんが、ぜひ本記事を参考にして見直していただくと、できてなかったことも大いにあると思います!
目次
できるだけ「もらわない」「買わない」意識をもつ
「このプラスチック製品本当にいるかな?」
プラスチック製品で溢れているのが現実ですし、完全になくすことはまだまだ難しいですが、少しでもプラスチック製品を「もらわない」「購入しない」と日頃から意識してみるだけでも、行動は変わってきます。
できることからコツコツと!プラスチック問題への対策を実践
レジ袋は断りエコバック(マイバック)を
誰もが一番簡単にできるプラスチック削減の方法のひとつ。
毎日外出時にはエコバックを持ち歩き、スーパーやコンビニなどで買い物をした際には、「レジ袋いりません」と伝えましょう。最近は意思表示するカードのあるスーパーも多いですよね。
またスーパーでは、バラ売りの野菜などを一つ一つビニールへ入れられてしまうこともありますが、そのビニールも不要ですよね。エコバックに直接入れて、汚れたら洗って繰り返し使いましょう。
マイボトルを持ち歩く
毎日コンビニでお水やお茶を買わずに、家から持っていくようにしましょう。
毎日100円の飲み物を買うと、月3,000円かかりますし、ペットボトル削減だけでなく節約にも繋がって一石二鳥です!
マイタンブラー(マイカップ)を持ち歩く
毎日カフェでコーヒーを買う人は、マイタンブラーやマイカップを持っていきましょう。
カフェで使われているカップやフタ、ストローなどはプラスチックごみの大きな要因の一つ。
さらにタンブラー持参で、割引のあるチェーンのカフェもたくさんあるので経済的にもお得です。
家では浄水器または浄水ポットのお水を
飲料用や料理用の水として、2リットルなどのペットボトルを使っているなら、
浄水器の取り付けをするか浄水ポットに変更するのがおすすめ。
普段からよく水など購入している方は、大幅にペットボトルを削減できます。
ゴミが少なくなるとストレスフリーでもあります。
歯ブラシは竹製のものを
歯ブラシも持ち手がプラスチックのものではなく、竹製のものがあります。
少し値段は高くはなってしまうのですが、個人的にプラスチック製のものより丈夫だと思うので、コスパがいいです。
ドラックストアなどには売っていないことが多いので、ネット通販でゲットしてみてください。
アマゾンが品ぞろえ豊富でおすすめです!
また、ホテルなどに宿泊した時のアメニティは使わず、マイ歯ブラシを使いましょう。
日用品は固形石鹸や詰め替え用に
ボディーソープ、食器洗い用洗剤などの日用品は、ボトルに入ったものでなく、固形石鹸の商品があります。
シャンプーバーという固形シャンプーも最近は注目されています。ボトルのゴミがでないのでとてもエコ。
どうしてもボトルに入った商品を使いたいときは、詰め替え用がある商品がいいですね。
空になったボトルごみを出さないように意識しましょう。詰め替え用の方が価格も安くて経済的。
保存容器はプラ製以外で
ジップロックなどのプラスチック袋やタッパーなどの保存容器は使わず、
ガラス製やホーロー製、陶器などプラスチック以外のものに変えましょう。
見た目もおしゃれなので、キッチンがとても素敵になります。
塩やスパイスなどの調味料なども詰め替えの商品もたくさんあるので、おしゃれな容器に入れ替えましょう。
ビニール傘を買わない
気づいたらビニール傘が家に増えてきてませんか?
外出時、突然雨が降ってきて、ついついコンビニで買ってしまいがちなビニール傘。お金ももったいないですね。
天気予報は毎朝しっかりチェックして、雲行きが怪しい時は、折り畳み傘など持参し、ビニール傘は買わずにすむよう意識しましょう。
ビニール傘の中でもリサイクル可能プラスチックでできた商品などもありますので、是非チェックしてみてください。
まとめ 〜プラスチック問題は個人で取り組むべき課題〜
いかがでしたか?
今回は、誰もがすぐに取り組めることを中心に、プラスチック問題の対策についてご紹介しました。
もちろんこの他にもできることはたくさんあります。例えば、お洋服もポリエステルなどが使われていることが多いですし、気にしすぎるとキリがないかと思います。
あれもダメこれもダメと、急に生活をガラッと変えるのはストレスがかかり負担で続きません。
小さなことから少しずつシフトしていって、意識を変えていければいいと思います。
一人ひとりの意識が変われば、エコな製品の需要が高まり、企業やメーカーの意識が変わって、日本ももっとプラスチック問題を対策していくことでしょう。
エコな製品ってオシャレなものもとても多いので、楽しみながらプラスチックを削減していきましょう!